【代表取締役】
小熊 美嘉(Mika Oguma)
【代表あいさつ】
看護を通して見えた「人が本当にしたいこと」
私はこれまで看護師として働き、治療からお看取りまで多くの患者様に関わらせていただきました。もちろん治療により軽快されるかたもたくさんいらっしゃいますが、医療の及ばない状態になってから受診する患者様もたくさん看てきました。病院ではもう何もできない現実に、もどかしさを感じることも増え、一人一人に寄り添いたくても多忙を極める医療の現場では自分にできることの限界を感じ、訪問看護の道を選びました。
そこでは、10代から100代まで幅広い年齢層の患者様と関わらせていただきました。そして一番多い介入は「在宅で過ごす最期の時間」です。思い残すことのないよう精一杯、心からの看護をできることはとてもやりがいのあることでした。しかしある時、最期の望みの共通点に気がつきました。それは、「アイスが食べたい」「妻と散歩に行きたい」など、日常生活でできる些細なことばかり。つまり、普段当たり前だと思ってしていたことなのです。それから、日々の健康を意識することや、予防医療の重要性を痛感しました。
今、手に入る健康を守る
自分の身体と向き合い、日々の生活習慣を意識し積み重ねることが大事だと考え、予防医療の道に進むことを選びました。しかしすぐに「今、健康なかたに健康と向き合っていただくのは想像していたよりずっと難しい」ことを思い知らされました。当たり前のように存在しているものは、ほとんどのかたが失ってから気がつくのです。健康が大事だということは皆が頭でわかっているのに、それを行動に移すのがとても難しいことなのだと知り、一番大切なのは、健康を自分事にしてもらうことだと考えました。
そして、人生100年時代を健康に豊かに生きるため、直感的な健康管理のアプローチとして、超音波を使った生活習慣の見える化サービス「お腹ソムリエ®」はスタートいたしました。お腹ソムリエは、見た目が健康そうでも、実は運動不足や食べ過ぎなどによる隠れた肥満など、目に見えない健康問題を探り出すことをミッションとしています。見えない問題を「見える化」する、感情を動かし「行動へと導く」、楽しく「継続」しているうちに、気がついたら「習慣化」している。そんな「今、手に入る健康を守る」ことで1人でも多くの人の健康寿命を延ばし、寿命=健康寿命となることを目指しています。より多くの人が、やりたいことを最期までできる人生を送ること。それがお腹ソムリエの願いです。
【保有資格】
認定 お腹ソムリエ
正看護師
健康経営エキスパートアドバイザー
メンタルケア心理士
【経歴】
2007年4月 川口工業総合病院(急性期病棟、外来、化学療法室)
2019年6月 まちの保健室訪問看護ステーション
2024年3月 株式会社HIL お腹ソムリエ研究所 代表取締役就任
現在に至る