導入事例

測定会の3ヶ月後・6ヶ月後に何が起きるか——2社の再測定レポート

お腹ソムリエの測定の様子。超音波画像をその場で本人に見せながら説明する「見せる評価」

「測定会をやっても、結局その場限りのイベントで終わるのでは?」——導入をご検討中の担当者さまから必ずいただく質問です。この記事では、その答えとして2つの企業でそれぞれ実施した再測定の結果をご報告します。3ヶ月後の再測定を実施した企業では継続率94.1%、6ヶ月後の再測定を実施した別の企業では悪化した参加者が0%——いずれも「やって終わり」にならなかった事例です。

事例1:3ヶ月後の再測定——17名中16名が参加(継続率94.1%)

1社目は、3ヶ月間隔で再測定を実施した企業です。初回測定に17名が参加し、3ヶ月後の再測定に16名が参加しました。継続率は94.1%。健康施策の継続率としては極めて高い数字です。なお、参加されなかった1名はスコア100点に到達しての「卒業」でした。

3ヶ月後の変化は次の通りです。

指標結果
再測定への参加(継続率)94.1%(17名中16名)
皮下脂肪が改善した人87.5%
内臓脂肪が改善した人50.0%
総合スコアが改善した人37.5%

3ヶ月という短い期間でも、まず皮下脂肪に変化が表れやすいことが分かります。

課題も正直に:内臓脂肪が悪化した人も37.5%いました

一方でこの企業では、3ヶ月間で内臓脂肪が悪化した参加者も37.5%(6名)いました。私たちはこの数字を隠さずにお伝えしています。悪化が「見える」ことこそが、次の行動のきっかけになるからです。

この結果を受けて、悪化した方への個別フォロー、改善した方の工夫の共有、運動・栄養プログラムへの接続といった次の一手につなげています。測定は「評価して終わり」ではなく、誰にどんな支援が必要かを明らかにする仕組みとして機能します。

事例2:6ヶ月後の再測定——80%が改善、悪化した人は0%

2社目は、6ヶ月間隔で再測定を実施した企業です。こちらでは、さらに明確な結果が出ました。

  • 80%の参加者が、何らかの項目で改善
  • 悪化した参加者は0%

印象的だったのは、参加者の変化の「中身」です。ある方は「特に何もしていないんですけどね」と言いながら、内臓脂肪が減っていました。よく聞いてみると、こってりラーメンをあっさり系に変えていた——本人も後から気づくような小さな選択の積み重ねが、数値に表れていたのです。

再測定の会場では、「皮下脂肪が減っていた」「最近ちょっと歩いてるんです」と、自然と報告会のような会話と笑顔が広がりました。

なぜ「見る」と行動が続くのか

2社とも、特別な運動プログラムを課したわけではありません。変化を生んだのは、自分のお腹の中——脂肪の厚みや筋肉の状態——を自分の目でモニターで見た体験です。見た瞬間に意識が変わり、日々の小さな選択(食事・歩く・階段を使う)が変わります。

さらに、スコアという形で結果が返ってくるため、「次は何点を目指そう」というゲーム感覚が生まれます。無理な我慢ではなく、やさしい選択の積み重ねで確実に前に進む——これが高い継続率の理由だと考えています。

まとめ:測定会は「点」ではなく「サイクル」で設計する

2社の再測定レポートのポイントは3つです。

  • 事例1(3ヶ月後): 継続率94.1%、皮下脂肪改善87.5%——短期でも変化は測れる
  • 事例2(6ヶ月後): 80%が改善・悪化0%——行動が習慣として定着し始める
  • 悪化した人が「見える」ことで、次の支援につなげられる
健康資産ポートフォリオの例。組織全体を、理想状態のハイパフォーマー29%、要食事改善のオーバードライブ13%、要運動のバッテリー切れ14%、即時対応が必要なクライシス45%に分類して可視化

初回測定と再測定をセットで設計すれば、健康施策は「一過性のイベント」から「成果を報告できる投資」に変わります。効果測定の考え方は健康経営の効果測定:3つのKPIで、さらに長期の定着事例は健康経営が「根づく」企業の3つの共通点で詳しく解説しています。

健康施策の導入をご検討中の企業・自治体さまへ

初回測定から再測定までをセットにした、成果の見える健康施策をご提案します。実施内容や費用については、お気軽にお問い合わせください。

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